Results
🎉 合格おめでとうございます! 🎉
素晴らしいです!合格ライン(70%)を見事クリアしました。 この調子なら本番でも実力を発揮できるはずです。
記憶が新しいうちに、間違えた問題の解説だけサクッと確認しておきましょう!
💦 惜しい!あと一歩です!
今回は残念ながら合格ラインに届きませんでしたが、落ち込む必要はありません!「本番前に自分の弱点に気づけた」という大チャンスです。
機械保全の試験は、過去問のパターンの繰り返しが多いです。 下の解説をしっかり読んで、「なぜ間違えたのか」を理解してから、ぜひもう一度リトライしてみてくださいね!
#1. ボールねじの特性に関する記述のうち、適切でないものはどれか。
【論理的解説】 正解は3。ボールねじの機械効率は非常に高く90%以上です。選択肢3の「20〜30%」は「すべりねじ」の数値であり、ボールねじの大きなメリット(高効率・省電力)を否定しているため誤りです。
【現場リーダーからのワンポイント】:ボールねじの「高効率」をナメちゃいけない。少ない力でスイスイ動くから、垂直軸のブレーキが壊れたり電源を切ったりすると、自重で勝手にストンと落ちてくる(バックドライブ)ことがあるんだ。これ、指を挟む労働災害に直結するから、点検時は必ず「落下防止」を噛ませる癖をつけておけよ!
#2. 伝動装置(ベルト・軸継手)に関する記述のうち、適切でないものはどれか。
【論理的解説】 正解は4。固定軸継手(フランジ形など)は2軸を剛体に連結するため、芯出し(アライメント)の許容範囲は極めて小さく、誤差があると破損します。対してオルダム軸継手は偏心を許容する構造です。選択肢1は平ベルトの特性、2・3はVベルト管理の鉄則であり正しい記述です。
【現場リーダーからのワンポイント】:選択肢3の「Vベルト全数交換」をケチるなよ!1本だけ新品にしても、伸びた旧品と長さが合わず、新品だけに負荷が集中してすぐ切れる(ドカ停の元)んだ。それと選択肢4の固定軸継手。こいつの芯出しを妥協すると、軸受(ベアリング)に無理な力がかかって焼き付きやシャフト折損を招く。異音が出る前に、レーザー芯出し器などでビシッと合わせるのがプロの仕事だぞ!
#3. 軸継手およびクラッチの特性に関する記述のうち、適切なものはどれか。
【論理的解説】 正解は1。固定軸継手は2軸を強固に固定するため、アライメント(芯出し)誤差を許容できず、高い精度が求められます。選択肢2のオルダムは偏心には強いが高速には不向き、3のかみ合いクラッチは爪で伝達、4の自在継手は角度がある2軸間で使うものです。
【現場リーダーからのワンポイント】:オルダム軸継手(スライダ式)の中間ディスクを点検したことあるか? あれ、大きなトルクがかかり続けたり給脂が切れたりすると、摩耗してガタが出るんだ。ガタが出ると「カツン、カツン」と異音がして、最後には滑ってドカ停になる。摩耗粉が出ていたら交換時期のサインだぞ!あと、固定軸継手のボルトの締め忘れは振動・破損の元だから、合いマーク確認を徹底してくれよな!
#4. 機械の状態診断に用いる測定器具の特性について、適切でないものはどれか。
【論理的解説】 正解は2。標準的なダイヤルゲージは、スピンドル(先端の棒)を押し込むと、内部のラックとピニオン機構によって長針は時計方向(右回り)に回転します。反時計回りは戻る時の動きです。選択肢1・3・4は各測定器の正しい特性を述べています。
【現場リーダーからのワンポイント】:ダイヤルゲージの針の動きを勘違いしてると、芯出しや振れ測定で「どっちに動かして調整すべきか」が分からなくなって、かえって精度を悪化させるぞ。あと、現場で一番怖いのは「スピンドルの戻り不良」だ。油や粉塵で動きが渋くなっているのに気づかずに測ると、ずっと同じ値を示して「異常なし」と誤判定(品質不良)しちまう。使う前に指で弾いて、スッと戻るか確認する癖をつけろよ!
#5. 振動加速度ピックアップの取付方法のうち、測定可能な周波数範囲が最も狭くなる(上限が低い)ものはどれか。
【論理的解説】 正解は3。振動測定では、センサーと測定対象がどれだけ強固に密着しているかで測定可能な周波数が決まります。手による押し当ては接触剛性が最も低く、高周波(高い音の成分)の振動がセンサーに伝わらないため、上限周波数が極端に低くなります。ねじ込みや接着剤は剛性が高く、より高い周波数まで正確に測定できます。
【現場リーダーからのワンポイント】現場で「ちょっと変な音がするな」と手持ちのセンサーを当てるのは初歩の初歩だ。でも、手押しのデータだけで「異常なし」と判断するのは超危険だぞ!手押しだとベアリングの初期剥離で出るような高い音の振動を拾いきれず、見逃す(見逃しによるドカ停)原因になる。重要な設備の精密診断をするなら、必ずマグネットか、可能ならねじ込みで固定して「高域の振動」をしっかり捕まえろよ!
#6. 流量計の特性に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
【論理的な解説】
正解は3。容積式流量計は、内部の回転子などで一定体積を計り取る構造である。そのため、水のような低粘度の流体では可動部の隙間から漏れ(スリップ)が生じやすく、測定誤差が大きくなる。油のような高粘度流体のほうが漏れを防げるため高精度となる。したがって「低粘度ほど高精度」とする選択肢2が誤り。
【現場リーダーからのワンポイント】
エンジン組み立ての量産ライン等では、エンジンオイルやLLC(クーラント)など性質の違う様々な流体を扱う。たとえばオイル充填機に容積式流量計を使っている場合、夏場の温度上昇で油の粘度が下がると、計量誤差(漏れ)が発生しやすくなる。流量計の数値を鵜呑みにしていると、規定量不足によるエンジンの焼き付きといった重大な品質不良を引き起こす恐れがある。「流体特性とセンサーの相性」を理解しておくことは、品質管理やトラブル時の迅速な原因究明に直結する。
#7. 設備の異常現象と振動測定パラメータの組合せで、誤っているものはどれか。
【論理的な解説】
正解は3。振動測定において、アンバランス(不釣合い)や芯ずれのような機械の回転に起因する低周波数の異常は「変位」または「速度」で測定する。一方、転がり軸受の傷やキャビテーションのような高周波数の異常は「加速度」で測定するのが適切である。したがって、低周波数帯の異常である芯ずれを加速度で測定する選択肢3が誤り。
【現場リーダーからのワンポイント】
エンジン組み立てラインの設備保全において、モータと駆動部を繋ぐ軸継手(カップリング)の芯ずれは非常によくあるトラブルだ。これを高周波用の加速度計で監視しても、異常の初期症状を正しくキャッチできない。測定パラメータの選定を誤ると、設備の異常振動を見逃してしまい、重大な設備破損や突然のドカ停を引き起こす。異常の性質(周波数帯)に合ったセンサーを選ぶことが、確実な品質管理と予防保全の第一歩になる。
#8. 金属部品の疲労破壊に関する記述のうち、正しいものはどれか。
【論理的な解説】
正解は1。疲労破壊は、材料の引張強さや弾性限度より小さな力であっても、繰り返し応力が加わることで微小なき裂が進行し発生するため、2は誤りである。また、肉眼で見える巨視的な貝殻模様(ビーチマーク)に対し、ストライエーションは電子顕微鏡で観察される微視的な縞模様を指すため3も誤り。疲労限度は、表面粗さや切欠きなどの「形状」による応力集中の影響を強く受けるため、4も誤りである。
【現場リーダーからのワンポイント】
エンジン組み立ての量産ラインなどでは、コンベアの駆動軸や搬送リフターなど、常に反復荷重がかかる部位でこの疲労破壊が突然牙をむく。「規定内の軽い力(弾性限度内)しかかかっていないから大丈夫」と油断していると、ある日突然シャフトが折断し、長時間のドカ停を引き起こす。特に、段付き軸の隅肉部やキー溝といった「形状が変化する部分」は応力が集中しやすく、き裂の起点になりやすい。日常の保全点検では、こうした弱点部位の微小なクラックを見逃さないことが、安定稼働を守る絶対条件になる。


