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🎉 合格おめでとうございます! 🎉

素晴らしいです!合格ライン(70%)を見事クリアしました。 この調子なら本番でも実力を発揮できるはずです。

記憶が新しいうちに、間違えた問題の解説だけサクッと確認しておきましょう!

💦 惜しい!あと一歩です!

今回は残念ながら合格ラインに届きませんでしたが、落ち込む必要はありません!「本番前に自分の弱点に気づけた」という大チャンスです。

機械保全の試験は、過去問のパターンの繰り返しが多いです。 下の解説をしっかり読んで、「なぜ間違えたのか」を理解してから、ぜひもう一度リトライしてみてくださいね!

#1. IPコードにおける保護等級IP67は、粉じんの侵入を完全に防ぐとともに、継続的な水没に対しても保護される構造を表している。

正解は×です!

IP67の「7」は「一時的な潜水(水没)」に対する保護等級である。「継続的な水没」に耐えうるのはIP68である。なお、第1記号の「6」は粉じんの侵入を防ぐ「耐じん形」であり正しい。

◆現場リーダーからのワンポイントクーラント液や切削油が飛び交うエンジン部品などの加工現場では、近接センサ等の防塵・防水性能が命だ。「IP67だから絶対安心」と思い込み、センサがクーラントの液溜まりに常時浸かった状態を放置すると、内部浸水やショートでチョコ停を頻発させる。IP67はあくまで「一時的な水没」に耐える規格であることを現場作業員に徹底させろ。

#2. 工作機械に組み込まれるATCは、加工物を自動で着脱・交換するための装置を指している。

正解は×です!

ATC(Automatic Tool Changer)は「自動工具交換装置」である。加工物(ワーク)を自動で着脱・交換する装置はAPC(Automatic Pallet Changer)と呼ばれる。

◆現場リーダーからのワンポイントATCとAPCの機能混同は設備トラブル対応の遅れに繋がる。ATCのメンテナンス(ツールマガジンの切り粉除去やグリッパの清掃)を怠ると、ツールチェンジ時の工具落下や主軸の破損といった重大なドカ停・安全事故を引き起こす。また、刃物のクランプ不良は加工寸法のバラツキ(重大な品質不良)に直結するため、ATC周りの清掃は基本中の基本だ。

#3. 平面やみぞの加工において、バイトなどの刃物を取り付けた主軸を直線的に往復運動させて切削を行う工作機械を形削り盤という。

正解は〇です!

形削り盤は刃物(ラム)が往復運動し、加工物側が間欠的に送り運動をすることで平面や溝を削る工作機械である。

◆現場リーダーからのワンポイント量産ラインよりは、治具製作や試作品の加工などで使われることが多い。刃物のストローク設定を誤ると、ワークやテーブルへの激突(設備破損・飛散による安全リスク)を招く。また、切削中のビビリ振動は加工面のむしれ(品質不良)に直結するため、ワークの確実なクランプと適切な切込み量の選定が必須である。

#4. 三相誘導電動機において、直入れ始動からスターデルタ始動に変更して起動すると、始動時のトルクは3分の1に低下する。

正解は「〇」です!スターデルタ始動は、起動時のモーター巻線にかかる電圧を全電圧のルート3分の1に抑える方式であり、結果として始動電流と始動トルクは直入れ始動時の3分の1になります。

◆現場リーダーからのワンポイント

コンベア等の重量物を動かす際、始動トルクが「1/3に落ちる」ことを忘れるな。エンジンブロックを載せたパレットなど負荷が重い状態で起動に失敗し、過電流でブレーカーが落ちれば長時間の「ドカ停」に直結する。負荷に見合った始動方式か必ず確認しろ。

#5. 4極の三相誘導電動機を電源周波数50Hzで運転し、すべりが2%生じた場合の実際の回転数は、1,470min⁻¹となる。

正解は「〇」です!基準となる同期速度は「120×50Hz÷4極=1,500min⁻¹」です。そこからすべり2%(0.02)の遅れを考慮すると、実際の回転数は「1,500×(1-0.02)=1,470min⁻¹」となります。

◆現場リーダーからのワンポイント

モーター交換時、極数や周波数帯の違い(50Hz/60Hzの移設など)を見落とすと搬送スピードが変わりタクトタイムの狂いを引き起こす。前後工程のロボットとの同期ズレによるワーク干渉や落下といった、重大な「品質不良」や「チョコ停」を防ぐため銘板確認と計算を怠るな。

#6. 三相誘導電動機の回転速度は、インバータ装置を利用してモーターへ供給する出力周波数を可変させることで制御が可能である。

正解は「〇」です!誘導電動機の回転速度は電源の周波数に比例する特性を持っているため、インバータによって出力周波数を変化させることで無段階の速度調整が可能になります。

◆現場リーダーからのワンポイント

塗装工程のポンプや冷却ファンの微妙な流量調整にインバータは必須だ。しかし、制御盤内のフィルタ詰まり等でインバータが熱暴走するとモーターが異常回転し、塗料の飛散や液体のオーバーフローといった「品質不良」や「安全リスク」に繋がる。原理の理解だけでなく盤内の熱対策もセットで管理しろ。

#7. 高頻度かつ高速のスイッチング動作が求められる用途には、SSR(ソリッドステートリレー)よりも有接点リレーを採用する方が適している。

正解は「×」です!SSR(無接点リレー)は機械的な可動部や接点を持たないため、有接点リレーと比較して摩耗がなく、高速かつ高頻度な開閉動作に優れています。

◆現場リーダーからのワンポイント

自動車の溶接ロボットやシーリング工程のヒーター制御など、1秒間に何度もON/OFFを繰り返す箇所で有接点リレーを使うな。接点の摩耗やアークによる溶着が早期に発生し、ヒーターの暴走による火災(安全リスク)や、設備の突発停止による長時間のライン停止(ドカ停)に繋がる。使用環境に合わせた機器選定が保全の命だ。

#8. 全員参加の生産保全(TPM)は、災害・不良・故障といった特定のロスに限定せず、生産システムに存在するあらゆるロスをゼロにする仕組みを構築する活動である。

正解は「〇」です!TPMは特定のロスに限定するものではなく、段取りロスや手待ちロスなどを含めた「あらゆるロス」を未然に防ぎ、極限まで追求してゼロにすることを目的としています。

◆現場リーダーからのワンポイント

TPMを「保全部門が設備を直すだけの活動」と勘違いしていると、現場のオペレーターによる自主保全がいつまでも根付かない。日常点検がおろそかになれば、ちょっとしたセンサの汚れやボルトの緩みによる「チョコ停」が頻発し、最終的には見逃された異常が深刻な「品質不良」の流出を招く。現場全員で設備を守る意識を持て。

#9. FMEAを用いた故障解析を実施する際は、システム全体の上位レベルから、個々の部品などの下位レベルへ向かって故障モードを展開していく。

正解は「×」です!FMEA(故障モード影響解析)は、部品や要素など「下位」の故障モードが、「上位」のシステム全体にどのような影響を及ぼすかをボトムアップで評価・解析する手法です。上位から下位へ原因を掘り下げるのはFTAです。

◆現場リーダーからのワンポイント

FMEAとFTAのアプローチ方向の混同は解析の抜け漏れを生む。新設するエンジン搬送ラインの潜在的リスクをFMEAで洗い出す際、末端の「ボルトの緩み」や「センサの断線」が及ぼす影響を軽視すれば、走行中の搬送車脱線といった重大な「ドカ停」や、作業員への激突(安全リスク)を事前に潰しきれなくなる。下位の要素から徹底的にリスクを拾い上げろ。

#10. JIS Z 8141:2001における設備管理の範囲には、役目を終えた設備の廃却や再利用に関するプロセスは含まれていない。

正解は「×」です!JIS規格において、設備管理とは設備の「計画から取得、維持、改善、そして廃却・再利用」に至る全ライフサイクルを対象とする活動と定義されています。

◆現場リーダーからのワンポイント

「保全=設備が動いている間だけの管理」という認識は甘い。設備の廃却時に残存する潤滑油やクーラントの処理を誤れば環境・安全リスクに直結する。また、廃棄設備から汎用モーターやセンサ等の予備品を「再利用」として確保しておく視点がないと、突発故障時に部品の納入待ちで致命的な「ドカ停」を招くことになるぞ。

#11. 時間基準保全(TBM)と状態基準保全(CBM)の2種類に大別される保全手法は、予防保全(PM)である。

正解は「〇」です!TBMとCBMは「予防保全(PM)」の具体的な手法です。過去問の誤答選択肢になりやすい「保全予防(MP)」は、そもそも故障しにくくメンテナンスしやすい設備を新たに設計・導入する活動を指します。

◆現場リーダーからのワンポイント

予防保全と保全予防の違いを理解していないと、設計の悪い設備に対して無駄な定期交換(TBM)を永遠に繰り返すことになる。切粉が詰まりやすい治具なら、清掃頻度を上げるだけでなく、切粉が溜まらない構造へ改善要求(MP)を行わなければ、ワークの着座浮きによる「品質不良」やセンサ誤検知の「チョコ停」は一生撲滅できない。

#12. 測定対象が曲面である箇所を手持ち式振動ピックアップで測定する場合、密着性が低くてもそのままの状態で測定を実施する。

正解は「×」です!測定面が曲面の場合、そのままではピックアップが密着せず、特に異常の早期発見に必要な高周波の振動を正確に拾えません。平らな面を作るか、専用のアタッチメントで密着させる必要があります。

◆現場リーダーからのワンポイント

コンベア駆動用モーターの曲面へ適当にセンサを当てて「振動ヨシ!」と判断するのは最悪だ。密着不良による不正確なデータでは、ベアリングの微小な初期摩耗を見逃してしまう。結果として、生産中にベアリングが急に焼き付き、モーターがロックしてライン全体を巻き込む「ドカ停」を引き起こす。正しい測定手順の遵守は異常検知の要だ。

#13. ラックとピニオンを組み合わせた機構において、位置決め精度を確保するためにバックラッシを完全にゼロに設定した。

正解は「×」です!バックラッシを0にすると、歯面同士の干渉や摩擦が急増し、焼付きや摩耗を早める原因となります。適正な遊びが必要です。

◆現場リーダーからのワンポイント:良かれと思って「遊び」をなくすと、モーターへの過負荷によるドカ停や、熱膨張による動作ロックを招きます。精度不良より重い故障に繋がるリスクを理解しましょう。

#14. 抜取り検査において、本来合格と判定されるべき良質なロットが、誤って不合格と判定されてしまう確率を生産者危険という。

正解は「〇」です!生産者側にとって、本来良い製品が不当に撥ねられる不利益(リスク)を指します。逆のパターン(不良品合格)は消費者危険です。

◆現場リーダーからのワンポイント:生産者危険が高いと、現場では「直行率の低下」や「過剰な手直し」が発生します。品質基準のミスマッチは、無駄な残業や製造原価の圧迫に直結する死活問題です。

#15. 油圧駆動のシリンダが低速作動時にガクガクと震えるスティックスリップを起こしたため、対策として作動油の供給量を減らし、さらに速度を落とした。

正解は「×」です!スティックスリップは低速時ほど発生しやすいため、速度を落とすのは逆効果です。摺動面の潤滑改善や、速度を適度に上げることが基本対策となります。

◆現場リーダーからのワンポイント:この「カクつく」挙動を放置すると、シール材が早期破損して油漏れ(環境異常)を起こしたり、搬送ワークの荷崩れによる設備破損・安全事故を誘発します。

#16. 潤滑油の適正な銘柄選定や給油量の管理を徹底することは、アブレシブ摩耗を抑制する有効な手段である。

正解は「〇」です!アブレシブ摩耗は硬い粒子が表面を削る現象ですが、適切な油膜保持とフラッシング効果で粒子を排除・抑制できます。

◆現場リーダーからのワンポイント:油種選定ミスや油切れは、軸受の異常発熱から「ドカ停」に直結します。給油口の汚れ放置も異物混入を招き、設備の短寿命化を招くため要注意です。

#17. アルミ板の表面に発生した単位面積あたりの「へこみ数」を管理する場合、用いる管理図としてp管理図が適している。

正解は「×」です!不適合品率(割合)をみるp管理図ではなく、一定単位中の「欠点数」を管理する場合はc管理図やu管理図を用います。

◆現場リーダーからのワンポイント:管理図の選定ミスは、本来異常として検出すべき品質変化を見逃すリスク(品質不良の流出)に繋がります。特にアルミ外板の傷管理は、後工程の塗装で致命的な外観不良となるため正しく評価しましょう。

#18. 散布図において、一方の数値が増加すると同時にもう一方の数値も増加する右上がりの分布は、負の相関がある状態を指す。

正解は「×」です!右上がりの傾向は「正の相関」であり、一方が増えて他方が減る関係が「負の相関」です。

◆現場リーダーからのワンポイント:相関関係の読み違えは、「加工条件と精度」や「摩耗量と振動値」の因果関係を見誤る原因になります。誤った分析は無駄な調整作業(チョコ停)を増やし、保全効率を著しく低下させます。

#19. ステンレス鋼は、炭素の含有率が低くなるほど耐食性が向上する。

正解は「〇」です!ステンレス鋼は、炭素が多くなるとクロムと結合してしまい、防錆効果を発揮するクロム成分が減少するため、炭素が少ない方が耐食性は高くなります。

◆現場リーダーからのワンポイント:部品の洗浄工程や塗装ラインで使う治具の材質選定(低炭素のSUS316Lなど)を誤ると、治具が発錆します。この錆が製品に付着すると外観不良や異物混入による深刻な品質不良を引き起こすため、材質特性の理解は必須です。

#20. 0℃における主要な工業材料の熱伝導率は、アルミニウム、銅、炭素鋼、鉛、ステンレス鋼(SUS304)の順に小さくなる。

正解は「×」です!工業用で一般的な金属の中で熱伝導率が最も大きいのは「銅」であり、「アルミニウム」よりも大きくなります(銅>アルミニウム>炭素鋼>鉛>ステンレス鋼)。

◆現場リーダーからのワンポイント:スポット溶接機の電極や設備制御盤のヒートシンクには、熱伝導率の高い銅やアルミが使われます。これをコスト重視で別の材質で代替したり、摩耗したまま放置したりすると、冷却不足による設備の異常過熱(ドカ停)や溶接不良に直結します。

#21. 酸素欠乏症等防止規則では、作業開始前に測定した酸素濃度の結果など7事項を記録し、5年間保存することが義務付けられている。

正解は「×」です!酸素欠乏症等防止規則において、酸素濃度の測定記録(測定日時、方法、結果など)の保存期間は「3年間」と定められています。

◆現場リーダーからのワンポイント:地下ピットや密閉された設備内での点検・保全作業において、酸素濃度の測定は命に関わる絶対ルールです。手順を省略したり記録を怠ったりすると、作業員の酸欠による死亡事故などの重大な安全リスクを引き起こし、工場全体の操業停止に繋がります。

#22. 鋼材に発生した残留応力を除去するため、低温焼なまし処理を施した。

正解は「〇」です!溶接や機械加工などで鋼の内部に生じた残留応力(内部応力)を取り除くには、変態点以下の温度で加熱する低温焼なまし(応力除去焼なまし)が有効です。

◆現場リーダーからのワンポイント:プレス機の金型や搬送設備の溶接フレームの応力除去を怠ると、稼働中の振動で「経年歪み」や「遅れ破壊」が発生します。これが駆動部の芯ズレを引き起こし、ベアリング破損などによる深刻なドカ停(長時間停止)の要因となります。

#23. ワイヤロープの一撚りにおける素線の断線数が10%以上になった場合、クレーン等安全規則上、使用してはならない。

正解は「〇」です!クレーン等安全規則において、ワイヤロープの廃棄基準は「一撚り(1ストランド)の間で素線数の10%以上の断線」と定められており、これ以上の断線があるものは使用禁止です。

◆現場リーダーからのワンポイント:大型プレス金型の交換や設備の搬入出時など、重量物を吊る作業でこの廃棄基準を見逃すと、玉掛けワイヤの破断による「落下事故」という致命的な安全リスク(死亡・重篤災害)に直結します。始業前の指差し呼称と手触り(軍手での引っ掛かり確認)による点検は命を守る絶対ルールです。

#24. 事業場の安全衛生水準の向上を目的とし、PDCAサイクルを用いて継続的かつ自主的に安全衛生管理を行う仕組みを労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)という。

正解は「〇」です!OSHMSは、行政からの指示を待つのではなく、事業所が自ら「計画・実施・評価・改善」のサイクルを回し、安全衛生管理を継続的にレベルアップさせる自主的な仕組みです。

◆現場リーダーからのワンポイント:OSHMSのPDCAが回っていない現場は、ヒヤリハットが放置され、安全ルールの形骸化が進みます。自動車工場では、これがプレス機やロボットへの「挟まれ・巻き込まれ」といった重大な安全リスク(休業災害や労災によるライン停止)を招く根本原因となります。

#25. 労働安全衛生法の規定によれば、製造業や建設業等の事業場において安全管理者の選任が義務付けられるのは、常時使用する労働者が100人以上の場合である。

正解は「×」です!労働安全衛生法では、製造業や建設業などの特定の業種において、常時使用する労働者が「100人以上」ではなく「50人以上」の事業場に対して安全管理者の選任を義務付けています。

◆現場リーダーからのワンポイント:人員拡大に伴う選任漏れや「名ばかり安全管理者」の状態は、現場の危険源(安全カバーの無効化、保護具の未着用など)を放置させる原因になります。結果として、重大な労災事故による長時間のライン停止(ドカ停)や、法令違反による操業停止という事業存続に関わるリスクに直結します。

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